第一番 甲子 (きのえ ね) 08/11/20 |
甲子は十干十二支の最初に位置し、物事の始まりである。甲は「木の陽」で春。
子は水性で冬。何かしら大きな芽を内包し、じきに花咲く時が来る。 |
第二番 乙丑 (きのと うし) 08/11/21 |
乙は「木の陰」、丑は「土」。陰木である「乙」は草木枝葉の象徴。
「丑」は草木の芽が蕾の中で固く結んだまま、
まだ充分に成長していない状態をあらわす。事を急がず待つ事が吉。 |
第三番 丙寅 (ひのえ とら) 08/11/22 |
丙は「火の陽」、寅は「木」。木は燃えて火を生み、「木生火」の相性。
丙は万物を育てる太陽の象徴。寅は初春の若木をあらわす。物事が進みやすく、
積極的に行動すると吉。 |
第四番 丁卯 (ひのと う) 08/11/23 |
丁は「火の陰」、卯は「木」。「木生火」の相性。丁も卯も柔軟で優しい性質を持つ。
穏やかな日になるが、その優しさ、弱さのため一旦困難に見舞われるとバランスを
崩しやすい。 |
第五番 戊辰 (つちのえ たつ) 08/11/24 |
戊は「土の陽」、辰も「土」で同気同性。戊は万物の根源である大地。
辰は十二支中最も強運とされる強い干支。自信を持って積極的に行動すると吉。
頑固、慢心には注意。 |
第六番 己巳 (つちのと み) 08/11/25 |
己は「土の陰」、巳は「火」。火は土を生み、「火生土」の相性。
己の「優しさ」、巳の「明るさ」がともに活きる。己巳の日は「巳待ち」といい、
弁財天を祀る日。芸能、除災、得勝に大吉。 |
第七番 庚午 (かのえ うま) 08/11/26 |
庚は「金の陽」、午は「火」。庚は鋼金であり、火を得て鋭くなる。
午は盛夏の火で、直情径行型、活発な行動力を発揮する。
積極的に行動できるが、激性・短気になりやすいので注意。 |
第八番 辛未 (かのと ひつじ) 08/11/27 |
辛は「金の陰」、未は「土」。金属は土から生まれ「土生金」の相性。
未はその毛の豊かさから繁栄を表す。陰金の辛は貴金属の象徴。
この日は金運をはじめ、あらゆるチャンスに恵まれる。 |
第九番 壬申 (みずのえ さる) 08/11/28 |
壬は「水の陽」、申は「金」。壬は大河わあらわし、止まらず流れ続ける。
申は進取的で常に挑戦する性質を持つ。
新しい事を取り入れ、進取的、積極的に行動すると吉。 |
第十番 癸酉 (みずのと とり) 08/11/29 |
癸は「水の陰」、酉は「金」。金属は水から生まれ、「金生水」の相性。
酉の日は実りの多い日。癸の「奉仕精神」を活かせばさらに多くの実りあり。 |
第十一番 甲戌 (きのえ いぬ) 08/11/30 |
甲は「木の陽」、戌は「土」。土は木に養分を吸い取られ、「木剋土」の相剋。
戌の「忍耐」より甲の「伸びる」こと「殻を破る」ことを活かせば吉。 |
第十二番 乙亥 (きのと い) 08/12/01 |
乙は「木の陰」、亥は「水」。「水生木」の相性。乙は優しく注意深く成長する枝葉。
亥は十二支の最後の干支で冬の象徴。
「一陽来復」次の飛躍にむかって準備する日。 |
第十三番 丙子 (ひのえ ね) 08/12/02 |
丙は「太陽」、子は「水」。冷たい水を太陽が温める。冷静な判断力が冴え、
心にもゆとりがもてる日。 |
第十四番 丁丑 (ひのと うし) 08/12/03 |
丁は「火の陰」、丑は「土」。丑の「保守的・堅さ」を柔らかな「陰の火」が緩める。
丑は確実に進む「牛歩」。将来の飛躍に向けて備えると吉。 |
第十五番 戊寅 (つちのえ とら) 08/12/04 |
戊は「土の陽」、寅は「木」。木は土から養分を吸い取り、「木剋土」の相剋。
戊の「保守的」な態度より、寅の「積極的」な態度が幸運を呼ぶ。 |
第十六番 己卯 (つちのと う) 08/12/05 |
己は「土の陰」、卯は「木」。滋養を含んだ「陰の土」から「木」の若草が萌え出す。
物事が穏やかによい方向へ進む。 |
第十七番 庚辰 (かのえ たつ) 08/12/06 |
庚は「金の陽」、辰は「乾土」。土から金属は生まれ、「土生金」の相性。
「乾土」から生じた「金」は脆く、繊細で、感性が強くなる。
普段より物事を敏感に感じる日。 |
第十八番 辛巳 (かのと み) 08/12/07 |
辛は「金の陰」、巳は「火」。火は金属を溶かし、「火剋金」の相剋。
辛の「優しさ・感受性」の受身の態度より、巳の「探究心・自己顕示」の
積極的な態度に出ると吉。 |
第十九番 壬午 (みずのえ うま) 08/12/08 |
壬は「水の陽」、午は「火」。水は火を消し、「水剋火」の相剋。
壬は「洪水」で強い「剛」の性質。「直情径行」の午は少し控えた方が良い。
突発的な行動は避けるべき。 |
第二十番 癸未 (みずのと ひつじ) 08/12/09 |
癸は「水の陰」、未は「土」。「晩夏の土」の未には、
癸の「陰の水」の湿り気が慈雨となる。癸は「財」となり「金運」「蓄財」に吉。 |
第二十一番 甲申 (きのえ さる) 08/12/10 |
甲は「木の陽」、申は「金」。金属、斧は木を倒し、「金剋木」の相剋。
甲は上に上に伸びてゆくが、申は特出した独創を嫌う。
周囲に気を配る事を忘れずに。 |
第二十二番 乙酉 (きのと とり) 08/12/11 |
乙は「木の陰」、酉は「金」。「金剋木」の相剋。
乙の「柔軟」さを酉の「保守性」が剋する。この日は物事を進めるのに
確かな方法をとった方が良い。 |
第二十三番 丙戌 (ひのえ いぬ) 08/12/12 |
丙は「火の陽」、戌は「土」。「太陽」である丙が「晩秋の土」である戌を焼く。
戌の「頑固」「怒気」が強められるため、この日は短気に気をつけなければならない。 |
第二十四番 丁亥 (ひのと い) 08/12/13 |
丁は「火の陰」、亥は「水」。水は火を消し、「水剋火」の相剋。
「陰火」は「人工の火」で、いつかは消える火。剋されると神経質になり、
激しやすい。心を落ちつけるべき日。 |
第二十五番 戊子 (つちのえ ね) 08/12/14 |
戊は「土の陽」、子は「水」。土は水を吸い取り、「土剋水」の相剋。
戊の「保守性」に子の「順応性」が含まれ吉。心のバランスがとれる。 |
第二十六番 己丑 (つちのと うし) 08/12/15 |
己は「土の陰」、丑も「土」。同気同性、双方の「保守性」が重なり、
やや消極的になる。将来の飛躍に備えると吉。 |
第二十七番 庚寅 (かのえ とら) 08/12/16 |
庚は「金の陽」、寅は「木」。金属、斧は木を倒し、「金剋木」の相剋。
庚の「剛直」「鋭さ」が寅の「積極性」を強引なものにする。
寅の長所「人との和」を活かしたい。 |
第二十八番 辛卯 (かのと う) 08/12/17 |
辛は「金の陰」、卯は「木」。「金剋木」の相剋。卯の日は普段平穏だが、
いったん何かあると大発展、大破滅、極端な結果になりやすい。
辛に剋されているので些細なことにも注意したい。 |
第二十九番 壬辰 (みずのえ たつ) 08/12/18 |
壬は「水の陽」、辰は「土」。「土剋水」の相剋。「洪水」である壬の強引さを、
辰「土」が塞き止める。辰の「保守的」な態度が吉となる日。 |
第三十番 癸巳 (みずのと み) 08/12/19 |
癸は「水の陰」、巳は「火」。「水剋木」の相剋。癸は「陰の水」で湿り気。
「火」である巳の勢いを少し弱める。巳の「執着心」「嫉妬心」が弱まり、
心のバランスをとりやすい。 |
第三十一番 甲午 (きのえ うま) 08/12/20 |
甲は「木の陽」、午は「火」。木は燃えて火を生み、「木生火」の相性。
午の「活発な行動力」に甲の「伸びる」「発展する」性質が加わり、
何事においても発展、前進していく日となる。 |
第三十二番 乙未 (きのと ひつじ) 08/12/21 |
乙は「木の陰」、未は「土」。木は土の養分を吸い取り「木剋土」の相剋。
乙の「柔軟さ」に未の「柔順性」が加わる。やや消極的だが穏やかな日になる。 |
第三十三番 丙申 (ひのえ さる) 08/12/22 |
丙は「火の陽」、申は「金」。火は金属を溶かし、「火剋金」の相剋。
申の日は積極的に行動できる。また、申の「完全主義」は丙に剋され、
バランスがとれて穏やかになる。 |
第三十四番 丁酉 (ひのと とり) 08/12/23 |
丁は「火の陰」、酉は「金」。丁は柔らかな「陰の火」で、
酉の「感受性」に「温順さ」を加える。この日は感受性が豊かになり、
心も穏やかになる。 |
第三十五番 戊戌 (つちのえ いぬ) 08/12/24 |
戊は「土の陽」、戌も「土」で同気同性。「土性」は万物を育み保護する
性質で「保守的」。積極的に行動するよりは、計画、準備をするとうまくいく。 |
第三十六番 己亥 (つちのと い) 08/12/25 |
己は「土の陰」、亥は「水」。「土剋水」の相剋。亥の「強引さ」と己の「優しさ」。
己の「迷い」と亥の「直進性、行動力」。互いに剋し、また補いあう、
バランスがとりやすい日になる。 |
第三十七番 庚子 (かのえ ね) 08/12/26 |
庚は「金の陽」、子は「水」。金属から水が生じ、「金生水」の相性。
子は「厳冬の氷」で冷静さ、知性を象徴する。庚の「剛直さ」「鋭さ」が加わり、
この日はいっそう知性が冴える。 |
第三十八番 辛丑 (かのと うし) 08/12/27 |
辛は「金の陰」、丑は「土」。土は金属を生み、「土生金」の相性。
丑の「万物を守り育てる」性質が辛の「優しさ」「親切心」を一層強くする。
心穏やか、優しい気持ちになれる日。 |
第三十九番 壬寅 (みずのえ とら) 08/12/28 |
壬は「水の陽」、寅は「木」。水は木を育て「水生木」の相性。
寅の「決断力」「積極性」に壬の「楽観」「豊かさ」が加わり、
明るく、積極的で行動的な日となる。 |
第四十番 癸卯 (みずのと う) 08/12/29 |
癸は「水の陰」、卯は「木」。「水生木」の相性。
卯の「社交性」に、癸の「奉仕精神」が加わり、実りある一日になる。 |
第四十一番 甲辰 (きのえ たつ) 08/12/30 |
甲は「木の陽」、辰は「土」。木は土の養分を吸い取り、「木剋土」の相剋。
辰の「保守」よりも、甲の「発展」を選ぶと吉。 |
第四十二番 乙巳 (きのと み) 08/12/31 |
乙は「木の陰」、巳は「火」。木が燃えて火となり、「木生火」の相性。
乙の「優しさ」と巳の「明るさ」で心が朗らかになれる日。
また、巳の日は物事の探求に向く。 |
第四十三番 丙午 (ひのえ うま) 09/01/01 |
丙は「火の陽」、午も「火」。同気同姓、火と火の重なり合いで積極的になる。
物事を早く進められるが、短気にならぬよう気をつける。 |
第四十四番 丁未 (ひのと ひつじ) 09/01/02 |
丁は「火の陰」、未は「土」。「火生土」の相性。
丁の「温順」、未の「柔順」な性質で周囲と調和する。
また未は草木が成熟した状態を表し、繁栄の日となる。 |
第四十五番 戊申 (つちのえ さる) 09/01/03 |
戊は「土の陽」、申は「金」。土は金属を生み、「土生金」の相性。
ただし、「土」が多すぎると「金」は埋もれてしまう。戊の「保守性」を押さえれば、
「進取的」な申が活きてくる。 |
第四十六番 己酉 (つちのと とり) 09/01/04 |
己は「土の陰」、酉は「金」。「土生金」の相性。土性は万物を育成、保護する性質。
酉も「保守」の性質を持つため、この日は現状を維持していくのが良い。 |
第四十七番 庚戌 (かのえ いぬ) 09/01/05 |
庚は「金の陽」、戌は「土」。「土生金」の相性。庚は「剛直」で戌は「剛毅」。
忍耐力が発揮される日だが、頑固、怒気には注意したい。 |
第四十八番 辛亥 (かのと い) 09/01/06 |
辛は「金の陰」、亥は「水」。「金生水」の相性。
辛金は水で洗われ、金水精白、輝きが増す。感受性、思考力が高まり、
学問・技術を身に付けるのに良い日となる。 |
第四十九番 壬子 (みずのえ ね) 09/01/07 |
壬は「水の陽」、子も「水」で同気同性。水性は「生命の泉」「冬」の象徴。
また、水は流れて止まらず、変化を好む。
次に来る春のために積極的に準備を進めると吉。 |
第五十番 癸丑 (みずのと うし) 09/01/08 |
癸は「水の陰」、丑は「土」。「土剋水」の相剋。癸は十干の終わりで一番弱い干。
土である丑に剋され、保守的になる。
丑の保守的な性質も強く出て消極的な日になる。 |
第五十一番 甲寅 (きのえ とら) 09/01/09 |
甲は「木の陽」、寅も「木」で同気同性。甲は十干の最初の干で万物が
種の殻を破り出て、伸びゆく状態。寅も初春の若木をあらわす積極的な強い干支。
積極的に物事を進められる日。 |
第五十二番 乙卯 (きのと う) 09/01/10 |
乙は「木の陰」、卯も「木」で同気同性。「陰木」である乙は草花枝葉であり、
優しく、ひ弱。また、卯も柔軟で優しい。穏やかにゆっくり物事を進めると吉。 |
第五十三番 丙辰 (ひのえ たつ) 09/01/11 |
丙は「火の陽」、辰は「土」。火は土を生み、「火生土」の相性。
辰は強い陽の性質で、十二支の中心と目されている。
太陽である丙の影響をうけて積極的、剛気になる。激性・短気には注意。 |
第五十四番 丁巳 (ひのと み) 09/01/12 |
丁は「火の陰」、巳も「火」で同気同性。「陰火」である丁は、
いつかは消える人工の火。また巳も「陰火」を含む。
表面は華やかで明るいが、困難があるとバランスを崩しやすくなる日。 |
第五十五番 戊午 (つちのえ うま) 09/01/13 |
戊は「土の陽」、午は「火」。火は土を生み、「火生土」の相性。
戊は万物の根源、重く堅い大地。午の強い陽気が加わり、自信を持てる日。
頑固になり易いので注意。 |
第五十六番 己未 (つちのと ひつじ) 09/01/14 |
己は「土の陰」、未も「土」で同気同性。「陰土」である己は万物を育む田園の土。
未は繁栄、豊かさわ表す。先の繁栄のため貯蓄・準備をすると吉。 |
第五十七番 庚申 (かのえ さる) 09/01/15 |
庚は「金の陽」、申も「金」。金性と金性の組み合わせは最大級の「剛」。
この日は天地が冷え、人間の心も冷酷になりやすい。
ただし、金運には良いとされる。 |
第五十八番 辛酉 (かのと とり) 09/01/16 |
辛は「金の陰」、酉も「金」。金の同気同性は「剛」。辛酉の年には革命がある。
辛酉の日には何かと転機が訪れやすい。 |
第五十九番 壬戌 (みずのえ いぬ) 09/01/17 |
壬は「水の陽」、戌は「土」。水の陽である壬は洪水。その豊かさ、楽観的な性質は
「乾いた土」である戌の強情さ、頑固さを強引に押し流す。流れや勢いに任せて
進みがちになる。 |
第六十番 癸亥 (みずのと い) 09/01/18 |
癸は「水の陰」、亥も「水」で同気同性。癸亥は十干十二支中最後に位置し、
また水は冬の象徴である。すべては次の発展のための準備にするのが吉。 |